日常生活で時短をするための5つの基礎的な考え方をご紹介します。ご自身の業務や作業に重ね合わせて、ぜひ、見直してみてくださいね。
① 物理的な距離で時短
日常のあらゆるコトやモノについて、たとえば、移動時間を減らしたり、歩く距離を短くしたり、配置を近くしたりできないか考えてみましょう。
通勤時間を減らすために会社の近くに住む、一番手前のトイレを使う、よく使うものを近くに置く・・・、などが考えられます。
② 手順の最適化で時短
手順や作業フローを最適にすることができないか考えてみましょう。
たとえば、A→B→Cという作業を2回行う場合、もし作業の性質上可能であれば、A1→A2→B1→B2→C1→C2のように、いわゆる量産体制にした方が効率が上がり、時短に繋がると思います。
もっと身近なところで考えると、たとえば、エレベーターに乗ったら、すぐに閉まるボタンを押し、扉が閉まるまでの間に、行先フロアボタンを押す、なども時短と言えるでしょう。この場合、待ち時間をうまく使えるような手順にすることがポイントとなります。
③ やってもらって/やらないで時短
時には、時間がかかることを自身で行わずに済むか、あるいはそのタスクを破棄することができるかという視点で考えることも大切です。
たまには人の好意に甘えることも大切です。人だけでなく、最近流行りの「時短家電」(食洗機、お掃除ロボット、クッキングマシンなど)や「サービス」(ネットスーパー、家事代行など)に頼ることができないかも考えてみましょう。
また、率先して、無駄なタスクや意味のないタスクは破棄できないかを検討してみましょう。やらないことが最も時短に繋がります。
④ 身体に染み込ませて時短
王道ですが、回数を重ねることでタスクに慣れ、考える時間を減らすことで時短を実現させることができます。学術では「スキルサイエンス」などと呼ばれています。
コツを身体で習得することはもちろん、①や②でご紹介したことを意識して、最適な作業フローを設計することも大切です。
⑤ ライフハック的な裏技で時短
これは、なかなか発見することが難しいのですが、もしご自身のタスクに、ライフハック的な裏技が存在するのであれば、ぜひ取り入れてみましょう。
ゆで卵の殻やじゃがいもの皮を一瞬で剥く方法などの類のものや、SPIのような学力テストである図表を書けばすぐに答えが計算できるなどの類のもの・・・、知らないだけで、調べてみると意外とたくさんありそうですね。
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