優柔不断なあなた:たくさんのものから選択するための考え方

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優柔不断な方は、たくさんのものから何かを選択する時に、頭の中できっとこう思っているはず。

 

「あれもいいな、これもいいな・・・。どれにしよう、決められない・・・。」

 

今回は、悩みに悩んでしまうあなたに、選択するための考え方を、アカデミックの知見をベースにご紹介いたします。

 

 

 

なぜ選べないのか

 

選べない理由はたったひとつ、そう「基準がない」からです。ご自身が、何かを選べなくて頭を悩ませたときのことを思い出してみてください。その状況は「どれを選んでも間違いじゃない状況」ではなかったでしょうか。

 

基準がなければ、そのもの自体の評価ができない上に、評価軸がないため、比較することもできません。それ故に「選べない!」となってしまうわけです。

 

つまり「選択するための考え方」とは、「基準を決めて、比較すること」といえます。

 

アカデミックではこうしている

 

人間工学の分野などでは「複数の試作品を被験者に評価してもらいたい」というシーンが多々あります。この時、たくさんの試作品を一度に被験者の前に並べて「さあ、評価してください!」と言っても、被験者は、どうやって評価すればいいか迷ってしまいます。

 

このような時、よく使われるのが「一対比較法(いっついひかくほう)」と呼ばれる手法です。

 

被験者に、試作品を一度にたくさん見せて評価してもらうのは、迷ってしまい、なかなか難しそうですが、評価軸を決め、2つずつ見せて、どっちかを決めてもらう、そしてそれを繰り返して総当たり戦で評価していく、という方法であれば、そこまで迷わずにできそうですよね。そう、この「2つずつ比較してもらう」というのが「一対比較法」なのです。

 

※比較順序や組み合わせ方によってバイアスがかかってしまうことが議論されていますが、ここでは一旦置いておきます。

 

選択するためのステップ

 

以上のことをまとめると、一対比較法の考え方を参考にした、ものごとを選択するためのステップは次の通りです。

 

① 評価基準を決める
② 2つずつ比較する

 

たとえば、街の洋食店でメニューを開き、以下の3つで迷ってしまったとします。

 

ナポリタン ・・・ 800円
オムライス ・・・ 800円
ハンバーグ ・・・ 1,000円

 

こんな時は、落ち着いて、まずは① 評価基準を決めます。もちろん「食べたい方はどちらか」でも良いですし、「安さ」や「量」などでもいいでしょう。

 

そして、評価基準に従って、② 2ずつ比較をしていきます。評価基準が「食べたい方はどちらか」であれば、まずは「ナポリタン」と「オムライス」を比較して、「この2つであればどちらかというと食べたい方は・・・オムライス!」のような具合で決めます。そして、勝った「オムライス」と残りの「ハンバーグ」を比較し、「・・・やっぱり、オムライス!」と「オムライス」に決定することができました。

 

もし、評価基準が「安さ」であれば、同価格の「ナポリタン」と「オムライス」で決められなくなってしまいます。そのような時は、次に優先すべき評価基準を設け、同じことを繰り返します。

 

おわりに

 

いかがでしたでしょうか。

 

ポイントは「評価基準を決めること」でしたが、優柔不断な方だと、それを決めるのもなかなか悩ましいかもしれませんね。そのような時も、もちろん、評価基準自体を一対比較してあげましょう。面倒くさいですが、選ぶってなかなか大変なんです・・・。

 

もし、迷ってしまって選べなくなってしまったら、このお話を思い出していただければ幸いです。