【携行品損害保険】海外旅行中に破損したスマホが元通り!

くらし

携行品損害保険というものをご存知でしょうか?

住宅外において偶然な事故(破損、盗難、災害など)により、携行品(カメラ、スマートホン、衣類などの携行している所有品)に損害が生じた場合に、補償してくれる保険のことです。

※保険が適用となるには一定の要件を満たす必要があります。

先日、筆者が海外旅行中にスマートホンを落としてしまい、フロントガラスにひびが入ってしまいました。旅行中でしたので、非常に気落ちして帰国したのですが、知らずのうちに携行品損害保険に加入しており、補償の対象であることがわかりました。

今回の記事では、事故発生後の申請方法や、補償を受けるまでの流れをご紹介します。

事故発生

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韓国旅行に行った際、繁華街を歩行中にポケットからスマホを取り出しそこね、地面に落としてしまいました。拾ってみると・・・、フロントガラスの隅にひびが入ってしまっていました。

※今回実際に起きた事故は上記の通りですが、どのような事故が補償対象となるかについては各保険会社にご確認ください。

クレジットカードに付随していた携行品損害保険

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韓国から帰国し、どうやって修理しようか調べていると、保有しているクレジットカードに海外旅行損害保険が付帯しており、その中の携行品損害保険の対象となることが判明しました。

筆者が保有していたのはエポスプラチナカードですが、類似の保険が付帯しているクレジットカードがいくつかありましたので、参考までに下記しておきます。

実際の手続き

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①海外旅行保険事故受付センターに電話連絡

最初に、今回の事故が補償の対象となるか、事故受付センターに確認しました。電話口のオペレーターから、事故の詳しい状況や、破損した携行品の情報を確認された後、補償対象であることが確認できました。

また、あわせて、エポスプラチナカードに付帯していた保険では、次のような取扱いになるとの説明を受けました。

■1事故につき、3,000円が免責金額として控除されること。

■損害品1個(1組・1対)につき、10万円が限度となること。

■損害品の購入時から一定の年数が経っている場合には、補償できる上限額が下がる可能性があること。

■修理費用を個人で建て替えた後、その費用を補償すること。

②保険会社より保険申請に必要な書類が届く

数日後(筆者の場合は3日後)に、クレジットカード会社が提携している保険会社より、書類が送付されてきました。書類の中身は次の通りです。

■保険請求に関する案内

■必要書類リスト

■保険金請求書(記入後返送する必要あり)

■返信用封筒

今後、何を準備する必要があるのかについては、案内文書に記載がありましたので、戸惑うことはありませんでした。

③必要書類の作成・準備

必要書類リストに基づき、次の書類を準備しました。

■保険金請求書

送付されてきた所定の用紙に、自身の情報や保険金の振込先口座等を記入し作成しました。記入例も付属していましたので、迷うことなくすぐに作成できました。

■事故内容報告書

保険金請求書同様に、送付されてきた所定の用紙を使って作成しました。事故発生時の状況を記載し、また旅行に同行していた友人に第三者証明欄に署名をしてもらいました。

■パスポートのコピー

顔写真のページと事故発生時の旅行に関する日本の出入国印のページのコピーが必要となります。

■損害品の写真

損害品の全体が分かる写真と、損害部分の写真が必要となります。

■損害品の修理見積書もしくは修理に関する領収書

自身で、任意の店舗へ修理を依頼した際の見積書あるいは、修理費用の領収書が必要となります。もし、破損の程度が酷く、修理ができない場合には修理不能証明書を提出することで対応可能です。

■損害品購入時の領収書

購入時の領収書、保証書、取扱説明書などが必要になります。ない場合には、インターネットで同等品を検索し印刷したものでも可との記載がありました。

④見積依頼

先ほどの準備書類の中で、「損害品の修理見積書もしくは修理に関する領収書」については、少し時間がかかりました。というのも、すでに準備している書類で対応できない性質のものですので、損害品(スマホ)を修理屋さんに持ち込んで見積書を得る必要がありました。

なお、見積ではなく、実際に修理を行い、その際の領収書を添付することでも問題ありません。

筆者の場合には、スマートホン修理専門店に持ち込み、10分程度で見積書を作成してもらうことができました。

⑤書類送付

さて、上記の書類が全て揃ったので、返信用封筒を使って郵送します。切手を貼る必要もありませんので、スムーズに送付処理を済ますことができました。

⑥入金

送付した書類が不備なく受領された後、「保険金請求書」にて指定した銀行口座に、修理見積費用から免責金額の3,000円が控除された金額が入金されました。

なお、今回は修理見積費用満額が基準となりましたが、オペレーターから説明を受けた通り、「損害品の購入時から一定の年数が経っている場合には、補償できる上限額が下がる」可能性があるため、ケースによって基準額が変わる点にご注意ください。

さいごに

今回は、携行品損害保険で補償を受けるための手続きについてご紹介しました。

楽しい海外旅行で気を落とさないためにも、携行品損害保険が付帯しているクレジットカードを1枚持っておくと良いかも知れませんね。

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